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【金相場】6日のNY金相場は、安値拾いの買い戻しが入り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1493.10ドル(+9.40ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。前日の金相場は、米中貿易摩擦の緩和期待などを背景に売り圧力がかかり、利益を確定する動きが広がった。この日はその安値反動で買われ、金相場は堅調に推移。また、米中貿易協議の「第1段階」合意に署名するための首脳会談が12月にずれ込む可能性があるとの報を受け、投資家が運用リスクを取る姿勢をやや後退させた事も金買いに繋がり上げ幅を拡大した。ただ、前週末に発表された米雇用統計や、米サプライ管理協会(ISM)が5日に発表した非製造業景況指数など予想を上回る経済指標が相次いでいる事で、米追加利下げ観測の後退が意識され上値を抑える要因となった。
国内の金相場は、安値拾いから買い戻されたNY相場を映して反発。買取ベースでは1gあたり5,690円(+10円)と、本日はプラス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/07 5690円 (+10円)
11/06 5680円 (-61円)
11/05 5741円 (+21円)
11/01 5720円 (+24円)
10/31 5696円 (+27円)
10/30 5669円 (-24円)
10/29 5693円 (-30円)
10/28 5723円 (+15円)
10/25 5708円 (+40円)
10/24 5668円 (+18円)
10日間の金相場平均価格:5,699円/g
【パラジウム相場】6日のNYパラジウム相場は、安値拾いや堅調な他貴金属の値動きを眺めて上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1761.10ドル(+14.40ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。利益確定目的から前日まで売りが続いた事もあって、この日のパラジウムは安値拾いの買いが入り序盤より堅調に推移した。また、金など他貴金属の上昇や、押し目買いが入ると上げ幅を拡大。相場は一時1772.90ドルまで上昇する場面もあった。その後、株高一服など投資家のリスク選好意欲がやや後退した事から上値を抑えられるも、しっかりとした動きを維持し結局買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い優勢となったNY相場を映して上昇。買取では1gあたり6,848円(+44円)と、4営業日ぶりに値を上げ反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/07 6848円 (+44円)
11/06 6804円 (±0円)
11/05 6804円 (-5円)
11/01 6809円 (-138円)
10/31 6947円 (+121円)
10/30 6826円 (-77円)
10/29 6903円 (+138円)
10/28 6765円 (-17円)
10/25 6782円 (+116円)
10/24 6666円 (+11円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,815円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1494.35ドル、パラジウムは1766.90ドル、為替は1$108円68銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,777円(+10円)、パラジウム7,045円(+44円)、銀70.73円(-0.11円)、プラチナ3,658円(-9円)と、国内貴金属はまちまちの展開に。金は安値拾いの反動から買い戻されたNY相場を映して、国内でもプラス圏に転じて反発。また、パラジウムも堅調なNY相場を受けて、4営業日ぶりに値を上げた一方、銀とプラチナはそれぞれマイナス圏で推移し続落となりました。
【6日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1493.10ドル(+9.40ドル)
銀:1759.80セント(+3.00セント)
パラジウム:1761.00ドル(+14.30ドル)
プラチナ:931.70ドル(+1.10ドル)
【金相場】5日のNY金相場は、投資家のリスク選好姿勢が強まる中、安全資産としての金需要は縮小し続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1483.70ドル(-27.40ドル)と、売り優勢で取引きを終了。米中貿易協議の「第1段階」合意署名が月内にも行われるとの見方が台頭する中、導入済みの対中追加関税の一部撤廃も検討されていると米欧メディアが報じた。この報道を受けて、リスク回避のポジションを巻き戻す動きが活発化。米株価が史上最高値を更新するなど、ここ数日の世界的な株高傾向も安全資産としての金需要を圧迫したほか、外国為替市場でドルが対ユーロで上昇し、ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたことも利益確定の売りを促す結果となった。
国内の金相場は、利確売りに押されたNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり5,680円(-61円)と、4営業日ぶりに反落し、前日までの高値記録更新が一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/06 5680円 (-61円)
11/05 5741円 (+21円)
11/01 5720円 (+24円)
10/31 5696円 (+27円)
10/30 5669円 (-24円)
10/29 5693円 (-30円)
10/28 5723円 (+15円)
10/25 5708円 (+40円)
10/24 5668円 (+18円)
10/23 5650円 (-9円)
10日間の金相場平均価格:5,695円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、軟調となった他貴金属の値動きや、利確売りに押され続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1746.70ドル(-6.10ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル高要因に圧迫され序盤より売りが先行した。また、このところ高値記録を更新するなど価格水準を急速に切り上げていた事から、利益確定を目的とした売りが出やすかったほか、金など他貴金属が軟調となった事も意識され下押し要因となった。一方で売り一巡後は、安値拾いの買い戻しが入った事で午後は下げ幅を縮小する展開となった。
国内のパラジウムは、引け後のNY相場の戻りを受けて横ばい。買取では1gあたり6,804円(±0円)と、前日比変わらずの値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/06 6804円 (±0円)
11/05 6804円 (-5円)
11/01 6809円 (-138円)
10/31 6947円 (+121円)
10/30 6826円 (-77円)
10/29 6903円 (+138円)
10/28 6765円 (-17円)
10/25 6782円 (+116円)
10/24 6666円 (+11円)
10/23 6655円 (-44円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,796円/g
14:20現在の金相場は1トロイオンス1489.55ドル、パラジウムは1747.60ドル、為替は1$109円07銭前後の値動きで推移しております。
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