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2017年09月20日円安要因から国内金相場はプラス圏に転じ上昇↑一方、パラジウムは前日の上げ分を戻し反落↓

【金相場】19日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合を控えて様子見ムードが強まる中、ほぼ横ばいで推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1310.60ドル(-0.20ドル)と、小幅続落して取引きを終了。北朝鮮問題への警戒感の後退を背景に、引き続き欧米株価が堅調となる中、金は序盤より小安く推移した。その後、FOMCを控えドル高が一服した事から、金も買い戻される展開となり、売り買いまちまちとなった。FRBはこの日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。今会合での政策金利据え置き決定は確実視されているが、市場関係者の間ではFOMC終了後の声明やFOMCメンバーらの金利見通し、イエレンFRB議長の記者会見から今後の利上げペースに関する手掛かりを得たいとの思惑が強まったため、積極的な商いは手控えられた。

国内の金相場は、NY相場では小動きながらマイナス圏で推移したものの、円安要因から国内ではプラス圏に転じ上昇。小売ベースでは1gあたり5,118円(+12円)と、値を上げ反発しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

09/20   5118円 (+12円)

09/19   5106円 (-25円)

09/15   5131円 (+24円)

09/14   5107円 (-19円)

09/13   5126円 (+53円)

09/12   5073円 (+6円)

09/11   5067円 (-46円)

09/08   5113円 (+25円)

09/07   5088円 (-6円)

09/06   5094円 (-20円)

直近10日間の金相場平均価格:5,102円/g


【パラジウム相場】19日のNYパラジウム相場は、プラチナ安や原油安が意識されたほか、前日までの上昇に対する利確売りに押され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス904.30ドル(-26.15ドル)と、中心終値では先月15日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル高の進行を背景に序盤より売りが先行し小安く推移した。一方、地政学リスクの過度な緊張の緩和から、この日も欧米株価が堅調に推移しリスク選好地合いとなるも、プラチナが軟調となったほか、原油安や、前日までの上昇に対する利益確定売りが進み、パラジウムも売り優勢の展開となった。

国内のパラジウムは、利益確定売りに押されたNY相場を映して反落。小売では1gあたり3,645円(-81円)と、前日の上昇分を戻し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

09/20   3645円 (-81円)

09/19   3726円 (+87円)

09/15   3639円 (-60円)

09/14   3699円 (-43円)

09/13   3742円 (+103円)

09/12   3639円 (+27円)

09/11   3612円 (-76円)

09/08   3688円 (+33円)

09/07   3655円 (-65円)

09/06   3720円 (-81円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,677円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金相場は1トロイオンス1315.55ドル、パラジウムは913.80ドル、為替は1$111円51銭前後の値動きで推移しております。

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