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2016年12月07日国内金相場は小幅に値を上げ反発↑一方、パラジウムは前日の上げを戻しマイナス圏へ↓

【金相場】6日のNY金相場は、外為市場ではドルが対ユーロなどで上昇した事や、米金利上昇を懸念した売り地合いが継続。中心限月の2月限は1トロイオンス1170.10ドル(-6.40ドル)と、マイナス圏で推移し続落して取引きを終了。この日は発表された米国経済指標が概ね良好な内容となったほか、外為市場ではドル買い・ユーロ売りが進んだ事から、金は序盤より売りが先行した。また、米国株が上伸するなど強気となった事や、トランプ次期米大統領による積極的な財政刺激策が経済成長を促し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが来年以降加速するのではないかとの観測が引き続き金への重しとなり、この日も売り優勢で取引きを終えた。

国内の金相場は、海外相場では売りが優り軟調となったものの、円安が材料となり小幅高。小売ベースでは1gあたり4,673円(+5円)と、プラスに転じ小反発しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

12/07   4673円 (+5円)

12/06   4668円 (-26円)

12/05   4694円 (+9円)

12/02   4685円 (-16円)

12/01   4701円 (+28円)

11/30   4673円 (-9円)

11/29   4682円 (-13円)

11/28   4695円 (-18円)

11/25   4713円 (+25円)

11/24   4688円 (-26円)

直近10日間の金相場平均価格:4,687円/g



【パラジウム相場】6日のNYパラジウム相場は、米国の追加利上げ観測や、ドル高による割高感に押され反落。中心限月の3月限は1トロイオンス734.40ドル(-11.65ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、小幅ながら買いが優った前日相場の流れを引き継ぎ、序盤は小高く推移した。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げや、利上げペースが来年以降加速するのではないかとの観測が重しとなり、相場は次第に売りに反転した。また、ドル指数が100.460まで上昇するなど、為替市場で主要通貨に対してドルが強含んだことから、金やプラチナ同様にパラジウムも割高感が意識されたほか、原油安も材料となり、結局マイナスサイドで取引きを終えた。

国内のパラジウムは、マイナスに転じたNY相場を映して軟調に推移。小売では1gあたり3,002円(-32円)と、前日の上げを戻し反落となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

12/07   3002円 (-32円)

12/06   3034円 (+37円)

12/05   2997円 (-64円)

12/02   3061円 (-87円)

12/01   3148円 (+81円)

11/30   3067円 (+27円)

11/29   3040円 (+33円)

11/28   3007円 (+16円)

11/25   2991円 (+38円)

11/24   2953円 (+64円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,030円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:35現在の金相場は1トロイオンス1171.80ドル、パラジウムは737.55ドル、為替は1$114円15銭前後の値動きで推移しております。

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