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2016年12月02日国内貴金属はまちまちの展開に↑↓金はマイナスに転じたほか、パラジウムも上値追いが一服し13営業日ぶりに反落。

【金相場】1日のNY金相場は、堅調となった米経済指標や投資家のリスク選好意欲の高まりなどを背景に売り優勢の展開に。中心限月の2月限は1トロイオンス1169.40ドル(-4.50ドル)と、マイナス圏で推移し3営業日続落して取引きを終了。米サプライ管理協会(ISM)が朝方表した11月の製造業景況指数が前月値・市場予想を共に上回り良好な内容となるなど、このところ発表された米経済指標が総じて景気の底堅さを示し、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを速めるのではないかとの見方が強まっており、金相場にはこの日も下押し圧力がかかった。また、原油相場が石油輸出国機構(OPEC)の減産合意などを受けて大幅続伸する中、米株相場も上昇を続けるなど、引き続きリスク投資意欲が活発化した事も売り材料視された。ただ、この日は外国為替市場でドル高・ユーロ安が一服し、金に割安感が生じたことから買い戻しが入る場面なども見られ、下げ幅は抑えられた。 市場では翌2日に発表される11月雇用統計に関心が集まっている。

国内の金相場は、引き続き軟調となったNY相場安や、円安の一服を受けて反落。小売ベースでは1gあたり4,685円(-16円)と、マイナスに転じました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

12/02   4685円 (-16円)

12/01   4701円 (+28円)

11/30   4673円 (-9円)

11/29   4682円 (-13円)

11/28   4695円 (-18円)

11/25   4713円 (+25円)

11/24   4688円 (-26円)

11/22   4714円 (+18円)

11/21   4696円 (+14円)

11/18   4682円 (±0円)

直近10日間の金相場平均価格:4,693円/g


【パラジウム相場】1日のNYパラジウム相場は、このところの急騰に対する利益確定売りに押され反落。中心限月の3月限は1トロイオンス751.70ドル(-20.95ドル)と、上値追いが一服し、5営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日までの流れを引き継いだほか、ドル高一服や原油高を眺めて、序盤は買いが先行し高値圏で推移した。ただその後は、発表された11月のISM製造業景況指数が前月値・市場予想を共に上回り良好な内容となるなど、最近発表されている米経済指標の大半が良好な内容であることから、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを速めるのではないかとの見方が強まり相場を圧迫。また、前日におよそ1年6ヵ月ぶりの高値を付けるなど、このところの急騰に対する利益確定売りが出たことも下げ要因となり、この日は5営業日ぶりにマイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、このところの高値反動からNY相場が利益確定売りに押されたことを映して反落。小売では1gあたり3,061円(-87円)と、前日の上げ幅を戻し、連騰が一服。前日にはおよそ1年6カ月ぶり(2015年6月19日相場来)の高値を付けましたが、本日は13営業日ぶりに値を下げ、マイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

12/02   3061円 (-87円)

12/01   3148円 (+81円)

11/30   3067円 (+27円)

11/29   3040円 (+33円)

11/28   3007円 (+16円)

11/25   2991円 (+38円)

11/24   2953円 (+64円)

11/22   2889円 (+11円)

11/21   2878円 (+22円)

11/18   2856円 (+59円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,989円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1177.15ドル、パラジウムは758.30ドル、為替は1$113円82銭前後の値動きで推移しております。

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