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2015年09月14日マイナスの転じた週末のNY市場を映して、国内金相場も反落↓

週末11日のNY金相場は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感の中、持ち高を調整する目的の売りに押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1103.30ドル(-6.00ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、買いが優勢となった前日相場への反動から序盤より売りが先行し小安く推移した。また、来週16-17日の両日に渡って開催される、米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から、持ち高を調整する動きが活発化し売りが加速。一時1100ドルを割り込む場面もあった。しかしその後は、この日発表された米の経済指標(9月ミシガン大学消費者信頼感指数)が大きく下振れ、低調な内容となった事で、外為市場ではドルが下落。ドル建ての金商品は割安感から買い戻され、以降は下げ渋る展開となった。

レーバーデーを除いた今週4営業日の金相場は、前週同様に世界的な株安が一服した事による過度な警戒感の緩和から、投資家のリスク回避姿勢が後退。また、米のFOMCが近づく中、利上げへの警戒感も相場の下押し材料となり軟調に推移。週末終値(1103.30ドル)では、前週末終値(4日相場1121.40ドル)に対して、1トロイオンス-18.10ドル(-1.6%)と、3週連続マイナスで越週。また、4営業日の平均相場は1130.36ドルとなり、4日間の値動きは以下の通り。

《NY金相場 週間の値動き(9月8日~9月11日)

09/07   休場(レーバーデー)

09/08   1121.00ドル (-0.40ドル)

09/09   1102.00ドル (-19.00ドル)

09/10   1109.30ドル (+7.30ドル)

09/11   1103.30ドル (-6.00ドル)
※前週末4日相場比:1トロイオンス-18.10ドル(-1.6%)

4営業日の金平均価格:1トロイオンス1108.90ドル






国内の金相場は、マイナスに転じた週末の海外相場を映して反落。小売ベースでは1gあたり4,683円(-31円)と、前日の上げ幅をやや戻し本日はマイナス圏での推移となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

09/14   4683円 (-31円)

09/11   4714円 (+40円)

09/10   4674円 (-61円) ※最安値

09/09   4735円 (+37円)

09/08   4698円 (+23円)

09/07   4675円 (-64円)

09/04   4739円 (-48円)

09/03   4787円 (-3円)

09/02   4790円 (-30円)

09/01   4820円 (+10円) ※最高値

直近10日間の金相場平均価格:4,732円/g



11:55現在の金相場は1110.20ドル、為替は1$120円46銭前後の値動きで推移しております。

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