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2020年11月30日金相場は調整地合いが継続し8日続落した一方、パラジウムはNY相場の急騰をはやし約3週間ぶりの高値を更新↑

【金相場】週27日のNY金相場は、米感謝祭休場明けで薄商いとなる中、リスク選好の流れに圧迫され反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1788.10ドル(-23.10ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。新型コロナウイルスのワクチン開発を手掛ける欧米の製薬会社が有望な臨床試験(治験)結果を相次ぎ公表したことを受け、想定より早くワクチン配布が始まるとの期待感が台頭。景気回復ペースが加速するとの楽観的な見方が拡大する中、この日もリスク選好ムードが優勢となり、安全資産とされる金商品は手じまい売りに押された。また、トランプ米大統領が26日、12月14日に行われる選挙人投票で民主党のバイデン前副大統領の勝利が正式に決まった場合、退任に応じる意向を表明したことも先行き不透明感を和らげ、金にとっては弱材料となった。

国内の金相場は、軟調となった週末のNY相場を映しマイナス圏での値動きに。買取ベースでは1gあたり6,512円(-106円)と8日続落し、調整地合い継続となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/30  6,512円 (+106円)

11/27  6,618円 (-9円)

11/26  6,627円 (-8円)

11/25  6,635円 (-95円)

11/24  6,730円 (-57円)

11/20  6,787円 (-40円)

11/19  6,827円 (-63円)

11/18  6890円 (-51円)

11/17  6941円 (+1円)

11/16  6,940円 (+17円)

10日間の金相場平均価格:6,751円/g



【パラジウム相場】週末27日のNYパラジウム相場は、新型コロナへのワクチン開発期待から株価が堅調となった事に連れて3営業日ぶりに急反発。中心限月の3月限は1トロイオンス2439.70ドル(+75.00ドル)と、10日相場以来およそ2週間ぶりの高値を付け、同日ぶりに節目の2400ドル台に戻して取引きを終了。新型コロナワクチンへの普及期待から、投資家のリスク選好意欲が高まっている事を受け、祝日明けのこの日のパラジウムは時間外取引きより買いが先行した。また、米国株が堅調に推移する中、S&P500種株価指数が過去最高値を更新するなど一段高となった事でパラジウムも上げ幅を拡大。テクニカルな買いも入り、相場は一時2443ドルまで上昇した。その後、週末を控えて持ち高を調整する売りも出たが、押し目買いなどから堅調地合いを維持し、そのまま高値圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、急反発した週末のNYを映し急伸。買取では1gあたり8,778円(+110円)と、8,700円台に浮上し、11日相場以来およそ3週間ぶりの高値を更新しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/30  8778円 (+110円)

11/27  8668円 (+170円)

11/26  8,498円 (-66円)

11/25  8,564円 (±0円)

11/24  8564円 (+132円)

11/20  8432円 (+11円)

11/19  8421円 (-27円)

11/18  8448円 (-72円)

11/17  8520円 (-16円)

11/16  8536円 (-66円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,543円/g


13:25現在の金相場は1トロイオンス1776.90ドル、パラジウムは2430.15ドル、為替は1$103円90銭前後の値動きで推移しております。

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