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2020年10月01日国内貴金属はプラチナを除き反落↓金・パラジウムは共に3営業日ぶりに値を下げマイナス圏へ反転。

【金相場】30日のNY金相場は、米追加経済対策をめぐる協議の進展期待が高まる中、米株高などを背景に売りが出て反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1895.50ドル(-7.70ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。新型コロナウイルス危機に対応した米追加経済対策をめぐり、民主党のペロシ下院議長とムニューシン米財務長官が会合を開くとの報道があり、協議の進展に期待が広がった。また、米不動産業者協会(NAR)が発表した8月の中古住宅販売仮契約指数が過去最高となった。これを受けて、米景気先行き不安が後退し、米国株価が急伸。投資家のリスク回避姿勢が後退する中、安全資産としての金は売り優勢となったただ、1900ドルの心理的な節目で安値拾いの買いも入りやすく、相場の下値は限定的だった。

国内の金相場は、リスク選好意欲の高まりを背景に相場を圧迫されマイナス圏へ。買取ベースでは1gあたり6,992円(-45円)と、3営業日ぶりに反落しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

10/01  7274円 (+26円)

09/30  7037円 (+50円)

09/29  6987円 (+81円)

09/28  6906円 (-23円)

09/25  6929円 (+27円)

09/24  6902円 (-140円)

09/23  7042円 (-36円)

09/18  7186円 (-36円)

09/17  7222円 (-5円)

09/16  7227円 (-47円)

10日間の金相場平均価格:7,043円/g


【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、利確売りが出やすかったものの、米国株の急伸を背景に買い支えられ上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2330.50ドル(+1.20ドル)と、横ばい圏ながら小幅高で推移し、3営業日続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、急伸した前2日間の流れを受け引き継ぎ時間外取引きより買いが先行した。また、ムニューシン米財務長官は30日、投資家向け会合で「追加経済対策の合意に向けて真剣に取り組んでおり、合意は可能だという希望を持っている」と述べた事から、早期成立への期待が浮上し投資家心理が改善。米国株が急伸するとパラジウムも連れて上伸し、相場は一時2359.10ドルまで上げ幅を拡大した。ただ、このところの急伸を受けて利益を確定する売りが出やすかったほか、ユーロ高が一服した事もあって、買い一巡後は上値を抑えられる展開となった。

国内のパラジウムは、マイナス圏に反転し上伸が一服。買取では1gあたり8,503円(-11円)と、3営業日ぶりに値を下げ、反落となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/01  8503円 (-11円)

09/30  8514円 (+148円)

09/29  8366円 (+160円)

09/28  8206円 (-61円)

09/25  8267円 (+77円)

09/24  8190円 (-38円)

09/23  8228円 (-347円)

09/18  8575円 (-170円)

09/17  8745円 (-33円)

09/16  8778円 (+225円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,437円/g


13:55現在の金相場は1トロイオンス1901.55ドル、パラジウムは2339.70ドル、為替は1$105円44銭前後の値動きで推移しております。

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