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2015年02月13日海外相場では小幅高で引けるも、国内金相場は為替要因から続落↓

12日のNY金相場は反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1220.70ドル(+1.10ドル)と、前日までの安値反動や、発表された米の経済指標が冴えない内容となった事から買いが優勢となり、小幅ながら3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日の金相場は、前日まで2日連続安とおよそ1ヶ月ぶり(1月9日相場来)の安値水準まで下押された反動から序盤より買いが先行し小高く推移。また、この日発表された米の1月小売売上高が市場予想を下回り低調な内容となった事や、米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数が、前週比・市場予想を共に上回り増加するなど、発表された経済指標が軒並み軟調に推移した事を受けて外為市場ではドルが反落。ドル建ての金は相対的に買われ上昇した。このほか、ギリシャの財政問題を巡り情報が交錯する中、依然として先行き不透明による警戒感からも金は買い支えられ、この日は小幅ながら3営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終えた。ただ、ウクライナとロシア間で停戦合意が締結された事を好感し米株式相場が上昇する中、金は上げ幅を伸ばす事は出来ず上値の重い展開となった。
米商務省が発表した小売売上高は前月比-0.8%と、市場予想の-0.4%を下回り、12月の-0.9%に続き2ヶ月連続のマイナス。自動車を除いた小売売上高も前月比-0.9%と、市場予想の-0.5%を下回った。また、労働省が発表した新規失業保険申請件数は、前週比2.5万件増の30.4万件と、市場予想の28.7万件を大きく上回り、1月中旬以来の高水準となった。


国内の金相場は海外相場では小幅に値を上げたものの、為替が円高に振れた事を映して続落。小売ベースでは1gあたり5,103円(-37円)と、先月15日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値水準へ値戻しました。

今週4営業日(9日~13日)の金の値動きは、値を上げた日が1日(10日)、値を下げた日が3日(9日・12日・13日)と、海外相場の上昇が一服した事から週間では前週相場に続いて軟調に推移。週明け9日の国内相場は、6日に発表された米の1月雇用統計が力強い内容となった事を受けて、海外相場が大きく値を下げた事から国内相場も軟調に推移し続落。翌10日はギリシャ債務を巡り、先行き不安の台頭から逃避買いが相場を押し上げた事で海外相場が反発。国内でも上昇した海外相場を映し、小幅に値を上げ3営業日ぶりにプラスに転じました。祝日明けの昨日は、前2営業日(10日・11日)の海外相場が売られた事から、国内相場も値を下げ小反落。本日は発表された米の経済指標(1月小売売上高・新規失業保険申請件数)が冴えない内容となった事から前日の海外相場では小幅に反発するも、国内では為替が円高に振れた事で続落し、先月15日相場以来およそ1ヵ月ぶりの安値水準へ値戻しました。 今週4営業日の金相場は、最高値:5,147円(2/10相場)、最安値:5,103円(2/13相場)、平均価格は5,133.5円/gとなっており、4日間の値動きは以下の通り。


《今週4営業日の金相場価格推移(小売ベース) 》

02/13   5103円 (-37円) ※最安値

02/12   5140円 (-7円)

02/10   5147円 (+3円) ※最高値

02/09   5144円 (-56円)

今週4営業日の金平均価格:5,133.5円/g



11:00現在の金相場は1トロイオンス1226.15ドル、為替は1$118円93銭前後の値動きで推移しております。

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