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2019年11月22日国内金相場は反落したほか、パラジウムも上昇一服となり4営業日ぶりに反落↓

【金相場】21日のNY金相場は、米中貿易進展への期待感や良好な米国経済指標を背景に売られ続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1463.60ドル(-10.60ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米メディアは21日、米中貿易協議「第1段階」合意の実現に向けて、中国が閣僚級協議の北京開催を米国に打診したと伝えた。一方、香港紙は同日、米中両国が制裁・報復関税の発動を予定している12月15日までに合意実現の協議が決着しない場合でも、関税の実施は延期される可能性があると報じた。米中貿易協議の進展期待が広がった事から、金相場は序盤より売りが先行し軟調に推移した。また、発表された11月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数と、10月の米中古住宅販売件数は、共にに米経済の堅調さを示す結果となった事から、外国為替市場でドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される金は相場を下押される展開となった。

国内の金相場は、ドル高に圧迫されたNY相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり5,580円(-26円)と、値を下げマイナス圏に転じました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

11/22  5580円 (-26円)

11/21  5606円 +1円)

11/20  5605円 (-5円)

11/19  5610円 (+4円)

11/18  5606円 (+9円)

11/15  5597円 (+1円)

11/14  5596円 (+10円)

11/13  5686円 (+2円)

11/12  5584円 (-19円)

11/11  5603円 (-23円)

10日間の金相場平均価格:5,597円/g


【パラジウム相場】21日のNYパラジウム相場は、ドル高による圧迫や他貴金属の値動きにつれてマイナス圏へ。中心限月の12月限は1トロイオンス1731.90ドル(-9.90ドル)と、4営業日ぶりに反落して取引きを終了。米中協議の進展期待などを背景に、パラジウムも時間外取引きでは買い地合いが継続し小高く推移した。一方、発表された米国経済指標が底堅い内容だった事から、外国為替市場ではドル買いが再燃。ドル建てで取引きされるパラジウムは、他貴金属同様に相場を圧迫されマイナス圏に沈下した。また、前日までに急騰していた事もあって、この日は利益を確定する動きも出やすく、結局4営業日ぶりに値を落として引けた。

国内のパラジウム相場は、ドル高要因ys利確売りに押されたNY相場を映して反落。買取では1gあたり6,688(-17円)と、4営業日ぶりに反落し、上昇一服となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/22  6688円 (-17円)

11/21  6705円 (+28円)

11/20  6677円 (+82円)

11/19  6595円 (+50円)

11/18  6545円 (-77円)

11/15  6622円 (+88円)

11/14  6534円 (+16円)

11/13  6518円 (+39円)

11/12  6479円 (-259円)

11/11  6738円 (-176円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,610円/g


11:10現在の金相場は1トロイオンス1468.75ドル、パラジウムは1735.90ドル、為替は1$108円67銭前後の値動きで推移しております。

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