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2019年04月18日国内金相場は引き続き軟調な展開となった一方、パラジウムは急反発し2週間ぶりの高値圏へ回復↑

【金相場】17日のNY金相場は、売り買いが交錯する中、小幅ながら値を下げ3日続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1276.80ドル(-0.40ドル)と、横ばい圏ながらマイナスサイドで取引きを終了。中国国家統計局が17日発表した、1-3月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.4%増加し、成長率も上回るなど良好な結果となった。これら堅調な中国指標を受け、投資家心理が改善。リスク選好意欲が強まる中で、逃避目的としての金買い需要は後退し相場を圧迫された。ただ、売り一巡後は買い戻しも入って、午後は前日終値近辺で推移した。

国内の金相場は、リスクオン地合いからNY相場が小幅安に振れた事を映して5日続落。小売ベースでは1gあたり5,003円(-11円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

04/18  5003円 (-11円)

04/17  5014円 (-37円)

04/16  5051円 (-4円)

04/15  5055円 (-2円)

04/12  5057円 (-34円)

04/11  5091円 (+5円)

04/10  5086円 (+8円)

04/09  5078円 (+18円)

04/08  5060円 (-1円)

04/05  5061円 (+14円)

直近10日間の金相場平均価格:5,056円/g


【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、中国景気の底入れ期待感やテクニカル要因から買いが広がり急騰。中心限月の6月限は1トロイオンス1378.60ドル(+50.20ドル)と、3営業日ぶりに大幅反発し、2日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日発表された中国の国内総生産(GDP)が予想以上に堅調となった事を受け、株高などリスク選好地合いが進む中、パラジウムにも買いが入り序盤より小高く推移した。また、このところの下げに対する反動や、テクニカルな買いも入って上げ幅を拡大。相場は一時1383ドル超まで値を伸ばすなど、この日は買い一辺倒の展開となった。

国内のパラジウムは、大幅高となったNY相場を映して急騰。小売では1gあたり5,545円(+162円)と、3営業日ぶりに大幅反発し、4日相場(約2週間)ぶりの高値に値戻しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

04/18  5545円 (+162円)

04/17  5383円 (-33円)

04/16  5416円 (-32円)

04/15  5448円 (+21円)

04/12  5427円 (-43円)

04/11  5470円 (+22円)

04/10  5448円 (-22円)

04/09  5470円 (+22円)

04/08  5448円 (±0円)

04/05  5448円 (-108円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,450円/g


12:00現在の金相場は1トロイオンス1275.85ドル、パラジウムは1376.90ドル、為替は1$111円98銭前後の値動きで推移しております。

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