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2019年04月09日国内貴金属はプラチナを除いて上昇↑金は約2週間ぶりの高値となり、パラジウムは4営業日ぶりに反発。

【金相場】週明け8日のNY金相場は、中国が安定したペースで金を購入していることに加え、ドル安も追い風となり上伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1301.90ドル(+6.30ドル)と、中心終値では3月27日相場以来およそ2週間ぶりの高値となり、同日ぶりに節目の1300ドルに戻して取引きを終了。この日の金相場は、外国為替市場でドル安が進んだことを背景に序盤より買いが先行し小高く推移した。また、中国人民銀行(中央銀行)が7日、3月に外貨準備のうち金の保有量を増やしたと公表。今年は中央銀行による金の購入が続くとの思惑が買いを後押しし、1300ドル台に乗せると一時1307.90ドルまで上げ幅を拡大した。その後、ドル安一服を受けてやや上値を縮小するも、米国株の下げが意識され、プラス圏を維持して取引きを終えた。市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策スタンスの手掛かりを得ようと、10日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録に関心が集まっている。

国内の金相場は、買い優勢となった週明けのNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,078円(+18円)と、3月27日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

04/09  5078円 (+18円)

04/08  5060円 (-1円)

04/05  5061円 (+14円)

04/04  50247円 (+14円)

04/03  5033円 (+9円)

04/02  5024円 (+7円)

04/01  5017円 (+19円)

03/29  4998円 (-57円)

03/28  5055円 (-37円)

03/27  5092円 (-1円)

直近10日間の金相場平均価格:5,047円/g


【パラジウム相場】週明け8日のNYパラジウム相場は、ドル安や他貴金属の上昇に促され買い優勢の展開に。中心限月の6月限は1トロイオンス1353.10ドル(+7.20ドル)と、続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、前週末相場同様に安値拾いが入った事から、序盤より買いが先行し上昇した。また、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行した事から、ドル建てのパラジウムは割安感が意識されたほか、堅調となった金やプラチナなど他貴金属の上昇も意識され、一時1364.30ドルまで上値を伸ばす場面もあった。その後、一部で利益確定売りが出たことや、ドル安一服、株安の流れが上値を重くするも、押し目買いに下値を支えられ、この日も買い優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、堅調地合いが継続した週明けのNY相場を映して上昇。小売では1gあたり5,470円(+22円)と、4営業日ぶりに値を上げ反発しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

04/09  5470円 (+22円)

04/08  5448円 (±0円)

04/05  5448円 (-108円)

04/04  5556円 (-76円)

04/03  5632円 (+6円)

04/02  5626円 (+162円)

04/01  5464円 (+113円)

03/29  5351円 (-313円)

03/28  5664円 (-367円)

03/27  6031円 (-81円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,569円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:05現在の金相場は1トロイオンス1303.55ドル、パラジウムは1348.90ドル、為替は1$111円30銭前後の値動きで推移しております。

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