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2019年01月24日堅調となったNY相場を映して、国内貴金属も軒並みプラス圏へ↑

【金相場】23日のNY金相場は、売りが先行した後に買い戻しが入り小幅続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1284.00ドル(+0.60ドル)と、横ばい圏ながら小幅高で取引きを終了。トランプ米政権が今月末に予定される米中閣僚級協議に向けた準備会合を拒否したとの報を受け、前日は通商摩擦の緩和期待が後退。しかし、その後に米政府高官が同報道を否定したため、この日は投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、世界的に株価が持ち直した。海外市場の流れを引き継ぎ、米国株も高寄りする中、金相場はまとまった売りに押され序盤は売りが優勢となった。しかし、外国為替市場でドルがユーロに対して弱含みに転じると、割安感の生じた金を買い支える動きが台頭し、前日終値付近の水準を回復。米連邦政府機関の一部閉鎖が長期化し、経済成長を下押しするとの懸念が広がり始めているほか、世界的な景気減速リスクが依然くすぶっていることも安全資産とされる金買いを後押し、結局小幅高で取引きを終えた。

国内の金相場は、買いが優ったNY相場を映して上伸。小売ベースでは1gあたり4,922円(+3円)と、前日同様に小幅ながら値を上げ続伸しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

01/24  4837円 (+4円)

01/23  4919円 (+4円)

01/22  4915円 (-11円)

01/21  4926円 (-15円)

01/18  4941円 (+4円)

01/17  4937円 (+28円)

01/16  4909円 (+4円)

01/15  4905円 (+13円)

01/11  4892円 (-6円)

01/10  4898円 (-3円)

直近10日間の金相場平均価格:4,916円/g


【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、安値拾いの買いが入り小反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1308.20ドル(+1.70ドル)と、3営業日ぶりにプラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、売り優勢となった前日までの安値反動から時間外取引きより買い戻しが入り上昇した。また、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ事もあって相場は一時1319.50ドルまで値を伸ばす場面もあった。その後、買い一巡後は利益確定売りから上げ幅を縮小するも、ドル安や株高が下支えとなり、この日は買い優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、安値拾いから買いが優勢となったNY相場を映して反発。小売では1gあたり5,254円(+22円)と、4営業日ぶりに値を上げ反発しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

01/24  5254円 (+22円)

01/23  5232円 (-65円)

01/22  5297円 (-70円)

01/21  5367円 (-60円)

01/18  5427円 (+152円)

01/17  5275円 (+172円)

01/16  5103円 (+11円)

01/15  5092円 (+38円)

01/11  5054円 (-32円)

01/10  5086円 (-38円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,219円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:45現在の金相場は1トロイオンス1285.60ドル、パラジウムは1314.45ドル、為替は1$109円53銭前後の値動きで推移しております。

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