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2018年11月21日軟調となったNY市場を映して、国内貴金属は総じてマイナス圏での値動きに↓

【金相場】20日のNY金相場は、利益確定目的や対ユーロでのドル高進行を背景に売られマイナス圏へ。中心限月の12月限は1トロイオンス1221.20ドル(-4.10ドル)と、5営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日は、世界的な株安の広がりに安全志向的な買いが先行し序盤は小高く推移した。一方、ブレグジットの先行き不透明感が依然強いほか、欧州委員会の対イタリア制裁手続き勧告を控え、外国為替市場ではユーロ売り・ドル買いが進行。ドル建ての金商品は割高感による売りや、前日まで4日上昇した反動売りも出た事で、相場を圧迫された。ただ、米国株の下げ幅拡大や、投資家心理の後退から安全資産としての金を買う動きも見られ、下値は限定的となった。

国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映して小幅安に。小売ベースでは1gあたり4,825円(-3円)と、横ばいながらマイナス圏で推移し3日続落となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

11/21  4825円 (-3円)

11/20  4828円 (-12円)

11/19  4840円 (-1円)

11/16  4841円 (+16円)

11/15  4825円 (+11円)

11/14  4814円 (+20円)

11/13  4708円 (-46円)

11/12  4839円 (-45円)

11/09  4884円 (+3円)

11/08  4881円 (-2円)

直近10日間の金相場平均価格:4,837円/g


【パラジウム相場】20日のNYパラジウム相場は、ドル高の進行や世界的な株安など、投資家心理の後退を背景に売りが優り続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1126.10ドル(-15.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、売り優勢となった前日相場の反動から、序盤は買い戻しが入り小高く推移した。ただ、米中「貿易戦争」やイタリア財政不安、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる政局混乱などを背景に投資家心理が後退。外国為替市場ではドルに逃避買いが入り、ユーロやポンドが軟調となる中、パラジウムは他貴金属同様に割高感が意識されたほか、世界的な株安や、利益確定を目的とした売りも重なり相場を圧迫された。

国内のパラジウムは、ドル高や利確売りに押されたNY相場を映して続落。小売では1gあたり4,579円(-59円)と、最近の高値追いから調整地合いとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

11/21  4579円 (-59円)

11/20  4638円 (-76円)

11/19  4714円 (+76円)

11/16  4638円 (+108円)

11/15  4530円 (+48円)

11/14  4482円 (+71円)

11/13  4481円 (-81円)

11/12  4492円 (-44円)

11/09  4536円 (-5円)

11/08  4541円 (+59円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,556円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:50現在の金相場は1トロイオンス1224.35ドル、パラジウムは1128.60ドル、為替は1$112円91銭前後の値動きで推移しております。

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