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2018年10月10日国内貴金属はまちまちの展開に↑↓金はほぼ横ばい圏ながら小幅続落したほか、パラジウムもマイナス圏に転じ反落。

【金相場】9日のNY金相場は、国際通貨基金(IMF)による世界経済成長率予測の下方修正を受け、ドル安進行による割安感が意識され小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1191.50ドル(+2.90ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。国際通貨基金(IMF)が公表した世界経済見通し(WEO)で、今年と来年の世界成長率をいずれも3.7%とし、3カ月前に示した3.9%から引き下げたことが材料視され、投資家心理が後退。外国為替市場ではドルが主要通貨に対して軟調となった事で、割安感が生じた金は買いが先行した。また、世界的な株安も安全資産としての金買いを後押しし、この日はプラス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、NY市場では小幅高に振れるも、円高要因から上げを相殺され小幅安に。小売ベースでは1gあたり4,719円(-2円)と、横ばい圏ながらマイナス圏で推移し4日続落しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

10/10  4719円 (-2円)

10/09  4721円 (-66円)

10/05  4787円 (-19円)

10/04  4806円 (-5円)

10/03  4811円 (+53円)

10/02  4758円 (+4円)

10/01  4754円 (+49円)

09/28  4705円 (-22円)

09/27  4727円 (-32円)

09/26  4759円 (+23円)

直近10日間の金相場平均価格:4,755円/g


【パラジウム相場】9日のNYパラジウム相場は、利益を確定する動きや、投資家心理の後退を背景に売りが優りマイナス圏へ。中心限月の12月限は1トロイオンス1062.10ドル(-6.80ドル)と、3営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、堅調に推移した前日までの流れを引き継ぎ、時間外取引では1077ドル超まで買いが進むなど上伸していた。ただ、前2日間では堅調な展開となり、前日には先月28日相場(約1週間半)ぶりの高値を付けていたことから、相場は次第に利益確定売りに押され買いが一服。また、アジアや欧米など世界的に株安となった事や、国際通貨基金(IMF)による世界経済成長率予測の下方修正を受け、投資家心理が後退した事も売り材料となり、結局この日はマイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して反落。小売では1gあたり4,293円(-10円)と、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/10  4293円 (-10円)

10/09  4303円 (+43円)

10/05  4260円 (-27円)

10/04  4287円 (+32円)

10/03  4255円 (-21円)

10/02  4276円 (-54円)

10/01  4330円 (-27円)

09/28  4357円 (+91円)

09/27  4266円 (+33円)

09/26  4233円 (±0円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,286円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1191.25ドル、パラジウムは1069.85ドル、為替は1$113円02銭前後の値動きで推移しております。

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