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2018年05月07日国内金相場は横ばいとなった一方、パラジウムは上昇し3営業日ぶりに反発↑

【金相場】週末4日のNY金相場は、雇用統計で賃金と雇用の数字が期待外れとなったことから買いが継続し小幅続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1314.70ドル(+2.00ドル)と、プラス圏で取引きを終了。朝方に発表された4月の米雇用統計では、前月比16万4000人増と、伸びは減速から加速したものの、市場予想の19万2000人増を下回った。一方、失業率は3.9%と、2000年12月以来17年4カ月ぶりに4%を下回った。発表直後は強弱まちまちの内容に、相場は売り買いが交錯する場面もあったが、次第にドル高が再燃した事で上値を抑えられ、結局小幅高で引けた。

連休明けの国内金相場は、値動きなしの横ばい。小売ベースでは1gあたり5,027円(±0円)と、前営業日比変わらずの値動きとなりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

05/07   5027円 (±0円)

05/02   5027円 (-6円)

05/01   5033円 (-4円)

04/27   5037円 (-26円)

04/26   5063円 (-5円)

04/25   5068円 (+22円)

04/24   5046円 (+15円)

04/23   5031円 (-25円)

04/20   5056円 (-20円)

04/19   5076円 (+26円)

直近10日間の金相場平均価格:5,046円/g


【パラジウム相場】週末4日のNYパラジウム相場は、ドル高による割高感や、持ち高調整売りに圧迫され続落。中心限月の6月限は1トロイオンス957.25ドル(-1.45ドル)と、小幅ながら売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、米国の雇用統計を控えて、外国為替市場ではドル高が進んだ事に相場を圧迫され、時間外取引きより売りが先行した。その後、発表された4月の米国雇用統計が強弱まちまちの内容となった事で、ドルの動きが活発化。ドル安に振れる場面では安値拾いから買い戻しも入ったほか、堅調な米国株の値動きを眺めて、相場は一時プラス圏に浮上する場面もあった。ただ、その後は再度ドル買いが再燃した事や、週末を控えた持ち高調整から、上値の重い展開となり引けにかけてマイナス圏に沈下した。

連休明け国内パラジウムは、買い優勢の展開となり反発。小売では1gあたり3,801円(+75円)と、3営業日ぶりに値を上げプラス圏に転じました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

05/07   3801円 (+75円)

05/02   3726円 (-54円)

05/01   3780円 (-86円)

04/27   3866円 (+49円)

04/26   3817円 (+37円)

04/25   3780円 (-37円)

04/24   3817円 (-130円)

04/23   3947円 (+11円)

04/20   3936円 (-22円)

04/19   3958円 (+87円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,843円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:10現在の金相場は1トロイオンス1320.15ドル、パラジウムは973.45ドル、為替は1$109円09銭前後の値動きで推移しております。

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