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2018年04月27日国内金相場はマイナス圏で推移し続落↓一方、パラジウムは上伸し堅調に推移↑

【金相場】26日のNY金相場は、ドル高が続いていることや、米国株高を意識され軟調地合いが継続。中心限月の6月限は1トロイオンス1317.90ドル(-4.90ドル)と、売り優勢となり続落して取引きを終了。この日の金相場は、取引き開始前の時間外では、為替市場でユーロ高・ドル安に振れた事で、買いが先行し小高く推移した。ただ、その後は発表された米国経済指標が良好となった事から、金は売り優勢に反転。最新週の新規失業保険申請件数が前回値や予想を上回ったほか、3月耐久財受注も堅調な結果となった事でドルの買いが再燃。ドル建ての金商品は割高感から相場を圧迫されたほか株高が進んだ事も金を手放す後押しとなり、この日はマイナス圏で取引きを終えた。

国内の金相場は、売り優勢となったNY市場を映して続落。小売ベースでは1gあたり5,037円(-26円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

04/27   5037円 (-26円)

04/26   5063円 (-5円)

04/25   5068円 (+22円)

04/24   5046円 (+15円)

04/23   5031円 (-25円)

04/20   5056円 (-20円)

04/19   5076円 (+26円)

04/18   5050円 (-5円)

04/17   5055円 (-4円)

04/16   5059円 (+29円)

直近10日間の金相場平均価格:5,054円/g


【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、ドル高に押される場面もあったが、米国経済への楽観的見方が広がったほか、株高や押し目買いが入って反発。中心限月の6月限は1トロイオンス979.05ドル(+11.55ドル)と、4営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、序盤はドルの値動きや、引き続き供給不安の後退を背景に売りが先行した。しかし、売り一巡後は押し目買いから相場はプラス圏に浮上。ドル高が進んだ事で圧迫されるも、発表された米国経済指標がそれぞれ良好な内容となったほか、株価が堅調に推移した事も買い材料となり、上げ幅を拡大する展開となった。

国内のパラジウムは、買いが優勢となったNY相場を受けて上伸。小売では1gあたり3,866円(+49円)と続伸し、プラス圏での値動きとなりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

04/27   3866円 (+49円)

04/26   3817円 (+37円)

04/25   3780円 (-37円)

04/24   3817円 (-130円)

04/23   3947円 (+11円)

04/20   3936円 (-22円)

04/19   3958円 (+87円)

04/18   3871円 (+43円)

04/17   3828円 (+43円)

04/16   3785円 (+97円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,861円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:15現在の金相場は1トロイオンス1319.45ドル、パラジウムは980.30ドル、為替は1$109円23銭前後の値動きで推移しております。

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