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2018年01月24日国内貴金属は揃って値を落としマイナス圏へ↓金は3営業日ぶりに反落したほか、パラジウムは続落。

【金相場】23日のNY金相場は、米長期金利の低下やドル安を意識した買いに支えられ反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1336.70ドル(+4.80ドル)と、買い優勢で取引きを終了。米上下両院は前日夕方、2月8日を期限とする新たなつなぎ予算案を可決。同日夜にはトランプ大統領が署名を行い、一部政府機関の閉鎖措置は3日間で解除された。ただ、米政治不安は解消されていないとの見方が多かったほか、25日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて、外国為替市場ではユーロ買い・ドル売りが進んだ事で金商品は割安感に支えられ、早朝にかけて強含みで推移した。一方で、主要な米株価指数が軒並み史上最高値を更新する中、金は利益確定の売りに押される場面があったものの、マイナス圏では買い戻しが入って再び上昇に転じた。

国内の金相場は、NY市場では買いが優り反発するも、為替要因から上げを消化されマイナス圏へ。小売ベースでは1gあたり5,178円(-7円)と、前日の上げ幅を値戻し3営業日ぶりに反落しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

01/22   5178円 (-7円)

01/21   5185円 (+8円)

01/20   5177円 (+16円)

01/19   5161円 (-18円)

01/18   5179円 (+2円)

01/17   5177円 (-17円)

01/16   5194円 (+8円)

01/15   5186円 (+36円)

01/12   5150円 (+8円)

01/11   5142円 (-21円)

直近10日間の金相場平均価格:5,173円/g


【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、ドル安や株高などで一時買われるも、この日も利益確定売りに押され軟調に推移。中心限月の3月限は1トロイオンス1084.25ドル(-8.05ドル)と、マイナス圏で推移し続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ時間外取引きより安寄りした。一方、ユーロ圏消費者信頼感指数が約17年ぶりの高水準となり、外国為替市場ではユーロ買いが進行。米政府機関の閉鎖は解除されたが、米政治不安は解消されていないとの見方が多く、ドル売りが出た事による割安感から買い支えが入った。また、米株価指数が軒並み史上最高値を更新するなど堅調となった事も好材料となるが、パラジウムはこのところの高値を意識した利確売りに押され、結局マイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、売り優勢となったNY相場を映して軟調に推移。小売では1gあたり4,287円(-43円)と、値を下げ続落しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

01/22   4287円 (-43円)

01/21   4330円 (-22円)

01/20   4352円 (+11円)

01/19   4341円 (-65円)

01/18   4406円 (+97円)

01/17   4309円 (-113円)

01/16   4261円 (+17円)

01/15   4406円 (+135円)

01/12   4271円 (-22円)

01/11   4293円 (-86円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,342円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:55現在の金相場は1トロイオンス1343.85ドル、パラジウムは1091.10ドル、為替は1$109円92銭前後の値動きで推移しております。

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