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2020年08月06日金相場は連日で史上最高値を更新し一段高となったほか、パラジウムは4日続伸し大台の8,000円台に再浮上↑

【金相場】5日のNY金相場は、地政学リスクの高まりに加え、米国で追加景気対策が実施されるとの見通しから買いが継続。中心限月の12月限は1トロイオンス2049.30ドル(+28.30ドル)と、上げ幅を拡大し、中心限月の交代を挟み9営業日連続で清算値での史上最高値を更新して取引きを終了。前日までの急騰を受け、時間外取引のアジア市場では利益確定売りが出やすく安寄りした。しかし、ユーロ圏の小売売上高統計の改善などを背景にドル安・ユーロ高が進行すると、金の割安感を強め買い戻しに反転。また、中東情勢の悪化から地政学リスクの高まりを警戒した買いが入ったほか、7月の米民間雇用者数は伸びが急減速し、新型コロナの感染再拡大で労働市場にブレーキがかかったことが示唆された事で金を買う動きが活発化し、相場は一時2070.30ドルと一段高となった。その後、ISMが発表した米国の7月非製造業景況感指数が昨年2月以来の高水準となった事で、ドル安一服や米国株の上昇を受け金は上値を抑えられるも、引き続き堅調地合いを維持し、そのまま一代高値を更新して取引きを終えた。

国内の金相場は、騰勢地合いを高めたNY相場を映し上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり7,559円(+43円)と、海外相場が連日で史上最高値を記録している事から、国内でも歴代最高値を更新し、一段高の水準で推移しております。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/06  7559円 (+43円)

08/05  7516円 (+152円)

08/04  7364円 (-8円)

08/03  7372円 (+176円)

07/31  7196円 (-72円)

07/30  7268円 (+33円)

07/29  7235円 (-27円)

07/28  7262円 (+125円)

07/27  7137円 (+229円)

07/22  6908円 (+63円)

10日間の金相場平均価格:7,282円/g


【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、米国の追加経済対策に対する期待感や、ドル安・株高・原油高を背景に騰勢地合いが継続。中心限月の9月限は1トロイオンス2215.50ドル(+44.90ドル)と、大幅続伸し、2200ドル台に再浮上して取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引では利益を確定する動きが出た事から安寄りした。しかし、米国の追加経済対策をめぐる政府と議会の議論の進展が注目され、早期合意期待が浮上した事で買い戻しに反転。また、ユーロ圏の経済指標が良好な内容となった事から、外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進行。ドル安による割安感や、原油高、株高に加え、発表された米国経済指標(7月のISM非製造業景況感指数)が堅調となった事も追い風となり、相場は一段高となった。また、金が連日で最高値記録を更新したほか、銀も価格水準を切り上げ7年4ヶ月ぶりの高値更新となった事も好材料となり、節目の2,200ドル台で引けた。

国内のパラジウムは、買い地合いとなったNY相場を映し4営業日続伸。買取では1gあたり8,008円(+203円)と、+2.5%の大幅高となり、大台の8,000円台に値戻す展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/06  8008円 (+203円)

08/05  7805円 (+55円)

08/04  7750円 (+50円)

08/03  7700円 (+88円)

07/31  7612円 (-347円)

07/30  7959円 (-363円)

07/29  8322円 (-225円)

07/28  8547円 (+335円)

07/27  8212円 (+160円)

07/22  8052円 (+423円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,997円/g


11:00現在の金相場は1トロイオンス2048.75ドル、パラジウムは2233.50ドル、為替は1$105円58銭前後の値動きで推移しております。

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